Android Studioでクラッシュレポートログ&ベータ版配信のFabricを使う
ベータ版を配信したい
Androidのアプリを書いて、ベータ版を誰かに試してもらいたいときってどうしてますか?
相手がエンジニアなら、Githubに置いておけば適当にpullして手元でビルドして確認してもらえるかもですが、普通の人に同じことしてもらうのは酷ですよね。AndroidだったらapkファイルをDropboxにでも置いておいて、インストールして貰ったら良いのですが、それでも辛い人も居ると思います。
Fabric
そこで、ベータ版のアプリの管理やクラッシュレポートのロギングをしてくれるTwitter社製のFabricを導入することにしました。
Android StudioでFabricを導入する
Android Studio用のプラグインが用意されていて、公式のガイド通り進めるだけのはずです。
はずなんですが、いくらググってもプラグインがぶっ壊れてて自動で出来ないので手動でやりましたっていう記事しか出てこなかったし、実際にやってみたらほとんどプラグインで出来るけど、最後だけ手動で変更しないといけない点があったのでメモっておきます。
Fabricに登録
ここからFabricに登録できます。今のところリクエストを送ってもすぐに承認されるわけじゃないみたいなので、導入するなら少し前に送っておく必要があるみたいです。
こんな感じで"リストに追加されました!"って言われます。 僕は真夜中に(アメリカ時間で朝に)リクエスト送ったので、すぐに承認されました。
サインインが出来たら、こんなページに飛ぶのでAndroid Studioのアイコンを押して、 ガイダンスにしたがってプラグインを導入します。 最後まで行ったらこんなページで止まるはず。
Android Studioに戻って、ツールバーのFabricのアイコンを押して次へ次へって進む。 途中で、これらのキットも同時に使いますか?って聞かれるので、必要に応じて設定する。 今回はクラッシュレポートのキットだけ使う。
最後に、build.gradleとかにこんだけ設定書き込むけど良い?みたいなダイアログ出るので迷わずApplyする。
あとは実行さえすれば、ブラウザがリロードされて、自動的にダッシュボードにリダイレクトされるはずなのだが....動かなかった。
build.gradleをここと見比べたら、
// Crashlytics Kit compile('com.crashlytics.sdk.android:crashlytics:2.2.3@aar') {
になっていたので、以下のように修正
// Crashlytics Kit compile('com.crashlytics.sdk.android:crashlytics:2.2.4@aar') {
リビルドして実行したら、ダッシュボード画面に進むことができた!
全体的に青と黒ベースでカッコイイ!!!
ベータ版がapkが出来上がったら、実際に使ってみた記事書くかも。