Andorid版LINEで「[LINE]が繰り返し停止しています」が出るときの対処法

2018/5/22 最近の状況こちらに書きました。 yuki-tkd.hateblo.jp

Xperia XZをAndroid 7.0にアップデートした夏あたりからLINEがよく落ちるようになった。 LINEを開いたあとに別のアプリを立ち上げると8割くらいの割合で、 「LINEが停止しました」というメッセージが出たり、何度も繰り返すと「[LINE]が繰り返し停止しています」が出てしまう。

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ぐぐってもあんまり出てこないので僕だけかと思ったけど、Twitterで調べたら同じような症状の人が居たのでどうやって対処したかを公開しておく。

変更すべき設定は以下の2つ

  • (Xperiaユーザのみ) スマートクリーナーの対象外アプリにLINEを追加する
  • 省電力機能Dozeの対象外アプリにLINEを追加する

1. (Xperiaユーザのみ)スマートクリーナーの対象外アプリにLINEを追加する

Xperiaにはスマートクリーナーという自動でメモリを開放してくれるアプリがついてくるのだが、 これが原因でバックグラウンドに回ったLINEのプロセスを止めていそう。 スマートクリーナーが働かないようにLINEを対象外アプリに追加する。

設定からストレージとメモリを選び f:id:yuki_tkd:20171025233916p:plain:w400

高度な設定を選ぶ

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キャッシュを保持を選び、

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アプリタブでLINEを選択する。

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これによって、スマートクリーナーがLINEのプロセスを殺すことが無くなる。

2. Dozeの対象外アプリにLINEを設定する

1の設定により頻度は下がったものの、やっぱりLINEが落ちるのでもう少し調べたところ、 Android 7から搭載された省電力機能Dozeが悪そうだということが分かった。 そこで、Dozeの対象外アプリにLINEを追加する。

設定からバッテリーを選び、

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電池の最適化を選ぶ

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アプリタブから、LINEを選び、チェックを付ける。

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これにより、Dozeによる電池の最適化からLINEが外れる。

そして、最後にAndroidを再起動させてください

少なくとも僕はこの2つを設定したことにより快適なLINE生活が帰ってきたので、お困りの方はお試しください。

Xperia XZを買いました

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Nexus 5Xがダメになったので、新しい端末を探すことに。 ただ、 希望のスペックを満たすものが中々見つからず、結構苦労した。

  • Android搭載 (自分で作ったアプリ動かしたい)
  • なるべく素のAndroid (標準UIが好み)
  • IIJmioが使える (SIMフリーでドコモのバンドに合うもの or ドコモ機種)
  • なるべくカメラの画質は良いやつ (カメラ持ち歩かないので)
  • (出来れば)おサイフケータイ搭載

基本的にブラウザとSNSのために使っていて、スマホゲームするわけではないので、ハイエンドCPUとか大量のメモリとかは別に無くても良かった。 おサイフケータイは結構欲しいのだけれど、おサイフケータイ搭載 = 一部例外を覗いてほぼキャリア機種に限定される という点で、半分諦めていた。

この条件で探したところこの辺りが良さそうだった。 * Huawei P10 * NuAns Neo Reloaded * Xperia XZ (SO-01J)

Huawei P10はカメラがめちゃめちゃキレイで、もはやコンデジ要らんやんってくらい綺麗だったのだけど、 Androidに謎UIが搭載されていて、慣れるのが大変そうで辞めた。

NuAns Neo Reloadedは、SIMフリー機種なのにおサイフケータイ搭載してるし、素のAndroid搭載してるし、今後のアップデートも期待できそうだったのだが、 カメラの画質が良くないところと、デザインが人を選ぶ感じのデザインで、僕はあまり好みではなかった…

Xperia XZ(SO-01J)はカメラの画質もよく、おサイフケータイ搭載。 しかも、XZsの影響でXZの中古は5万円程度まで値段が下がっているという点も良かった。 ただ、SIMロックは掛かっている。6ヶ月以上経てば出来るのかと思っていたけれど、中古で購入した人はダメで、機種購入時の契約者じゃないと解除してもらえないらしい。 海外版SIMフリーXperia XZ, XZsはSIMフリーだけど技適通ってない。

結局、この中から一番バランスが取れていたXperia XZにすることにした。 SIMフリーが良かったけど、そんなに頻繁に海外に行くわけでもないし、もし行くとなったときはSIMフリーのモバイルWiFi買えば良いかな。

Xperia Z -> Xperia Z3 -> Nexus 5Xとスマホを持ってきたけど、結局Xperiaシリーズに出戻りすることになったな。

Nexus 5X Bootloop

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昨年4月に購入したNexus5X (H791) 32GBモデルを購入し、普通に使っていたのですが、先日、突然壊れました。 Chromeブラウジングしてたら画面がフリーズしたので、強制終了したら起動しない状態になりました。

電源長押し -> バックライト点灯 -> Googleロゴ表示 -> バックライト消灯 -> バックライト点灯 -> Googleロゴ表示 の繰り返し

調べたところ、これは“Bootloop”と呼ばれる症状で、ある時期(2014年くらいから?)のLG端末で数多く報告されている問題らしい。 この問題の原因はハードウェアにあり、半田が経年劣化してクラックを起こすことで発生する製造上の問題だそうで。 “Nexus 5X Bootloop”で検索したら、同時期に購入した人で、同じ症状になった人がかなり見受けられました。 Redditによると、アメリカのLGは同様の症状になった端末に対して、無償修理か返金対応を行っているらしく、韓国LGは無償修理をしているらしい。

ただ、僕のやつはExpansys並行輸入したやつなので、厳しいかなと思いながらも一抹の望みにかけてLGにコンタクトを取ってみた。 が、結果的にはダメだった。 僕のはオーストラリアモデルなので、オーストラリアのLGに連絡を取ったところ、「購入先に連絡して」と言う返事で、購入先に連絡したところ、「保証期間の1年過ぎてるし、うちで販売終了してるし、LGリコールして無いので、うちとしてはどうにも出来ない」っていう返事だったので、修理も返品も無理な模様。LGが世界的にNexus 5Xをリコールしたら扱って貰えそうだけど、あまり期待できなさそう。

結局Sierraに乗り換えた

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Sierraに乗り換えたいが、Karabinerが使えないからダメだっていう記事を書いたのだけれど、他のツールで目的が達成できるものがあったので、 Sierraに乗り換えた。

Karabiner-Elementsにvimモードっぽい機能がついたのかと思ったけれど、勘違いでやっぱり単独のキーのリマップしかできないようだった。 似たようなソフトとして、⌘英かな というものがあり、これで左右cmdキーでの日英IME切り替えと、ctrl+hjklでのカーソル移動ができることが分かったので、乗り換えることにした。 16GBのSDカードが手元にあったので、ここにインストールディスクを書き込んでクリーンインストールした。 クリーンインストールなので、色々設定復旧するの手間だなぁと思っていたけれど、WiFiのパスワード等はiCloudから復旧されるし、Chrome周りはGoogleアカウントから復旧されるしで、全然手間かからなかった。

半日くらいかけてデータ移したり、環境構築したので、ほとんど前と変わりなく使えるようになった。

ただ、VimPython周りだけが上手くいかなくて、少し困っている。 El capitanのときは、MacVimに–with-properly-linked-python2-python3みたいなオプション与えることで、 vimを+python2/dyn, +python3/dynで起動して、pyenvで入れたPython2と3を同時に使えるようにしてたんだけど、これができなくなっていた。 –with-properly-linked~のオプションは与えられるのだけれど、出来上がったバイナリみたら-Python3になっている… これの関係で、neocompleteでPython3の補完が効かなくなってしまった。 まぁ、あまりPython書かないので、ひとまず大丈夫そう。

Sierraに乗り換えたい

MacBook Pro (Late 2013)にEl capitanを入れて使っているのだけれど、そろそろmacOS Sierraにアップデートしたい。 新しいPagesやKeynoteにはレイヤー機能がついて便利そうだし、セキュリティ的にもSierraのほうが良さそう。 出た当初と違い、知見もだいぶ溜まってきていているので、作業自体は問題なくアップデートできそうなのだけど、Karabiner周りだけが気になる。

SierraにアップデートするとKarabinerが使えなくなるので、HHKB用に色々とカスタマイズしてあるキーリマップが効かなくなる。 Sierraユーザのために、Karabinerの作者の方がKarabiner-elementsというものを開発されている。 これを使うと左右cmdキー単発入力での日英切り替えができるようになるらしい。 GithubのIssuesを見た感じ、ctrl + hjklによるカーソル移動機能が最近サポートされたっぽい?ので、現状Karabinerに頼っている機能の大半はKarabiner-elementsで動きそうな気配はする。

Yosemite -> El capitanは上書きインストールで移行したので、Sierraへは久々にクリーンインストールして綺麗な環境にしたい。 ついでに、いつかやろうと思いながら手を付けてなかった下記のこともやろう。

  • bashを辞めてzsh
  • nodebrew, pyenvなどをanyenv経由で使うようにする
  • ホームディレクトリの整理

2016年を振り返って

振り返ってみれば、2016年は超アクティブに色んなことに手を出した年になってました。

4月

  • 研究室配属

6月

  • 大学院入試

6-8月

  • 大学院の機械学習の授業を下履修 (Scikit-learnを使う実践的な授業で楽しかった)

9月

  • Android Experiments OBJECTSで最終選考まで残ったものの、本選考では選ばれず。準備不足が悔やまれる。
  • Kyoto Hack (CyberAgentのインターン)に参加した。 1週間かけてアプリを作るという課題だったのだけれど、特別賞(準優勝)だった。優勝したかった...!

10月

  • ME310という海外の学生とチームを組んで企業の課題解決をする授業に参加し始めた。(来年6月まで続く)

11月

  • Android Experiments OBJECTSから立ち上げたプロジェクトで東大のピッチコンテスト優勝した。
  • 初めて国際学会のSVをした。

12月

  • 初めて国際学会に投稿した!(ポスターだけど!)
  • 卒論がヤバイ!!!

昨年から続けてエンジニアアルバイトも行い、受注案件も何件か受けることもできて、 学問と技術、両方に学びのある一年になりました!

ただ、忙しくなりすぎた結果、そのエンジニアアルバイトを11月で一時退職することになったり、 進路に悩んだり、時間を作るために大学近くに下宿したりと、もちろんすべてが上手く行ったわけではないです。 他にも、全く女っ気が無いとか、金銭的に大丈夫なのかとか問題は数えだしたら切りが無いけれど...

来年に向けて

来年は既に、ME310で渡米2回、渡仏1回が確定しているので、まずは英語を話すことに抵抗がないようにしたいですねー。 それから、自分が何で将来お金を稼いでいくのか決めないとなって思ってます。

Scala関数型デザイン&プログラミングを読み始めました

Scalaを書いたりしているものの、ちゃんと関数型言語の勉強したことがないなと思い、 Scala関数型デザイン&プログラミングを読み始めました。

関数型プログラミングといえば、すごいH本こと「すごいHaskellたのしく学ぼう!」が定番らしいのですが、 Haskellの文法知らないのでHaskellも覚えつつ関数型の勉強するの難しいかなと思って、こっちにしてみました。

今のところ3章の途中まで読み進めたのですが、僕にとってはちょうど良い本という感じです。 Javaが書ける人がScala始めてみたけど、綺麗に書けない...!もっとScalaらしい綺麗なコード書きたい!!みたいな人に向けて書かれていそうです。 抽象度が高い話が多いので、ただ読んでるだけだと???みたいな感じになりがちなんですが、 この本は演習が結構多いので、実際に手を動かして読んだことをチェック出来て理解が深まりやすいです。

時間測りながら読んでたんですが、最初から3.3節まで演習込で4時間かかりました。 (まだ最初のほうなのに遅い)

カリー化ってこういう風に実装されてるんだーとか、Scalaコンパイラ型推論しやすいコードを書くのはこうするのかーみたいな新しい発見が得られて良かった。

演習解いた結果をここに残してます。(間違ってるかもしれないです!) github.com

5章の正格と遅延や、10章モノイド、11章モナド、12章アプリカティブあたりが難しそうだなって思ってるので、 最後まで完遂できるよう頑張る!!